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室堂への道のりはケーブルカーとバスを使って登っていくのが一般的。自動車専用道のアルペンルート沿いには、実は旧参詣道(さんけいどう)を利用して室堂へと続く登山道がある。バスを利用して室堂へと登った経験はあるが、この道を歩いたことはなかった。
ルート的には、称名滝(しょうみょうだき)から、奥大日岳に登り、室堂~立山へ向かう方がスムーズだが、バスからの眺めに感動して、いつかは歩いてみたいと思い続けていた。そのため、今回は遠回りになるが、この道を歩こうと決めた。

室堂に到着すると、それまでほとんど見かけなかった登山者や観光客でにぎわっていた。
立山駅から約20キロ、コースタイム13時間と長丁場ではあるが、標高差2000メートルの季節の変化、景色の変化をじっくりゆっくり味わうことができるコースは、これまで歩いてきた様々な山々で一番かもしれない。

黒部五郎岳 - Wikipedia

立山連峰薬師岳より南下して、太郎兵衛平から北ノ俣岳を経て続くなだらかで広々とした稜線の先に、大きなな圏谷を抱く特異な山容を見せる。

花崗閃緑岩で構成され、山頂付近は岩が積み重なった砂礫地である。

人名のような山名であるが、「五郎」は、山の用語であるゴーロ、大きな岩がゴロゴロした場所が山名の語源で、それに五郎という当て字をあてているのである。また、苗字のような「黒部」も、村名が由来であるという。これは近隣の野口五郎岳についても同様で、黒部村の五郎岳と、野口村の五郎岳という言い方で、比較的近接している二つの山を区別したものである。歌手の野口五郎の芸名は野口五郎岳にちなんだものであり、デビュー前には「黒部五郎」も芸名の候補に挙げられていたという。

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