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北アルプス北部の名峰「剱岳」、標高は3000メートルまであと一歩の2999メートル。日本にある山の中で、あと1メートル伸びて、3000メートルに届いてほしいと思う山だ。立山信仰の曼陀羅には鬼が住む針山のように描かれており、人々にとってそこは、登る山としての存在ではなかったということを感じた。昔から遠い存在の山だったのかもしれない。今でこそ、登山道が整備され、一歩踏み外せば谷底へと飲み込まれてしまうような岩場には鎖や梯子が架けられている。しかし、たくさんの人々を導いてきた立山から見る劔岳は今も昔もきっとその姿は変わらないのだと思う。
道標も鎖も梯子も、山頂を目指す人の姿も、離れてしまえば見えず、「どこをどう登っていくのだろう?本当に登れるのか」と剱岳を一目見れば誰もが思うに違いない。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/20180814/1534244169北アルプス 剱岳で78歳男性が滑落し死亡)

大天井岳 - Wikipedia