https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

立山駅前には、立山カルデラの博物館がある。
先日富山市内にある科学博物館でも、立山について学んだが、さらに視野を広げたく入館してみた。
すると運よく、日本で初めて氷河を発見されたという学芸員の先生から、直々に立山の氷河や立山カルデラについて、解説をしていただけることになった。

南極や北極から遠く、エベレストの半分以下の標高しかない立山に氷河ができたメカニズムや、温暖化で世界各地で減っている氷河が日本ではほぼ横ばいの理由など、様々なことを分かりやすく教えてくださった。
また、最近になって分かったことで、内蔵助(くらのすけ)カールの氷河にできたムーラン(氷の縦穴)に潜り、調査したところ、氷河の底の氷は1700年前の卑弥呼がいた邪馬台国の時代のものであったそうだ。
さらに、一番厚い氷河で厚さが70メートルもあるというのにも驚いた。

立山カルデラの歴史は、途方もない大昔の出来事で、崩壊と砂防ダムの歴史でもあった。
2階の展示コーナーでは、立山温泉や立山信仰、日本屈指の山岳ガイドの歴史にもふれた。

北アルプス立山連峰の絶好の展望台、鍬崎山(くわさきやま)へ登る。鍬崎山といえば、埋蔵金伝説だろう、未だに発見されてはいない。

奥大日岳の後ろには剱岳が見え、弥陀ヶ原から天狗平へと続くアルペンルートも見える。
なんといっても、どっしりとした立山薬師岳の存在感は群を抜いていた。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/09/23/200530

薬師岳 - Wikipedia

剱岳立山と並ぶ飛騨山脈北アルプス立山連峰の主要峰である。

駒ヶ岳同様、日本各地には薬師岳という名の山が多数ある。全国的に知名度が高く、その最高峰がこの薬師岳である。

立山などと同様に、薬師岳山岳信仰の対象であり、阿弥陀浄土としての立山(雄山)に対し、薬師岳はその名の通り薬師如来の浄土として信仰を集めた。山頂にはこの薬師如来を祀った小さな祠があり、銅剣など、数々の修験の宝具が見られる。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/10/12/200120(この身がそのまま全世界に充満している阿弥陀さまであり、そこにおのずから七重の宝樹、八功徳池など浄土がありありと出現する)