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北アルプス縦走最後の稜線上にある小屋宿泊となった蝶ヶ岳ヒュッテは、夜中、ものすごい風に建物全体がゴゴゴゴと音をたてながら、揺れていた。

朝起きると、風は少し落ち着いていた。
しかし、この日から3日間は冬型の気圧配置になるため、山に登ることはリスクが高いことになる。
よりリスクの低い上高地へと徳沢を経由して下山することを決めた。
実はもうひとつの理由があり、それは所持金が底をつきそうなのである。そのため、クレジットカードが使用できる上高地の宿へと戻る必要があった。
徳澤園にて恒例のカレーライスで笑顔になり、静かな上高地へと10日ぶりに戻った。

蝶ヶ岳 - Wikipedia

今年も残り2ヶ月、北アルプスの玄関口、上高地ももうすぐ、閉山となる。

スケジュール表では、11月1日には185座目瑞牆山登頂予定とある。
近畿地方を終えたときにはすでにスケジュールは2ヶ月半も遅れていたため、日本アルプス縦走ルートを変更し、冬に入る前に北アルプスを抜けることを優先させた。
しかし、この遅れは自分の決断からの結果なので、先々のことを考え出してしまう度に、「目の前の一座を大切に」と言い聞かせてきた。
そして、今日は4日ぶりに北アルプスも高気圧に覆われて、3日間待ち続けた「霞沢岳(かすみざわだけ)」へと登る。

霞沢岳までの登山道は、昔は大正池の辺りからも登れたと聞くが、今は徳本峠からのみとなり、下山も同じルートをたどることになる。アップダウンが続き、水平距離も多少あるため、コースタイムは長めだ。
上高地からだと、13時間程となる。

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黒岳 (御坂山地) - Wikipedia

三つ峠 - Wikipedia