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アメリカで5日発売されたトランプ政権の内幕を描いたとされる本では、トランプ大統領が側近らから能力や適性を疑問視されているなどと指摘されていて、トランプ大統領はこの本と著者を非難するとともに「自分は安定した天才だ」と反論しています。


これについてCIA=中央情報局のポンペイオ長官は7日、CBSテレビに出演し、「大統領は国際情勢の複雑さを理解し、われわれに難しい質問を投げかけている。また、政策決定はわれわれの情報を基に行われている」と述べ、大統領の政権運営の能力は高いとたたえました。


さらにミラー大統領補佐官はCNNテレビで、「大統領は政治的な天才だ」と繰り返し持ち上げ、「本は作り話で、本も著者もくずだ」と非難したほか、ヘイリー国連大使もABCテレビで「側近たちは大統領を尊敬している。誰も大統領の安定性を疑っていない」と述べ、大統領を擁護しました。


これに対して、NBCテレビに出演した著者のウォルフ氏は、司会者から本の内容に細かな間違いが多いと指摘されたのに対し、一部に勘違いがあったことは認めましたが、本は大統領に対する側近たちの見方を客観的にまとめたものだとして、政権側の批判は当たらないと反論しました。