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アメリカのティラーソン国務長官は先月の記者会見で、北朝鮮への圧力強化について協議するため、今月16日にカナダで関係国による外相会合を開くと発表し、会合には、朝鮮戦争アメリカ主導の国連軍に部隊を派遣した国に加え、日本なども参加します。


これについて、北朝鮮国営の朝鮮中央通信は8日、論評を伝え、ティラーソン長官を名指しし「制裁、圧迫の雰囲気をさらにあおろうとするアメリカの行動は、朝鮮半島と地域の情勢を激化させる危険なふるまいだ」と反発しました。


そして、北朝鮮が韓国との対話姿勢を強調していることに関連し、「内外の支持と共感を呼び起こしている」と自賛した一方、「朝鮮半島の平和と安定を望まないアメリカが、不安になって焦っている」と主張しました。そして、「朝鮮半島の平和と安定を破壊する行為に対しては断固として対応する」として、トランプ政権への対決姿勢を重ねて強調しました。


北朝鮮は、核・ミサイル開発で一切、譲歩しない姿勢を示す一方、南北関係の改善に向けた姿勢を強調していて、南北の対話ムードを高めることで、みずからに有利な形で国際的な圧力を弱めたい思惑があると見られます。