韓国が平昌五輪を機に、米韓軍事演習を4月まで延期して北朝鮮と進める南北対話は、北の核保有を黙認する。露中韓のシナリオ。北が先に核廃絶を了承しろと言う日米は除外。露中韓は北を取り込み、米日抜きで北東アジア安保の新秩序を目指す。裏にトランプの覇権放棄策。https://t.co/10NupSjfuv
— 田中宇 (@tanakanews_com) 2018年1月7日
次の注目点は、韓国の文在寅が五輪後、南北対話を維持するため、今年の米韓演習を中止するかどうか。米韓演習は共同開催で、文在寅の一存で中止できる。五輪後に米韓演習が挙行されると南北対話が再頓挫するだけでなく、韓国を国家壊滅させかねない米朝戦争の危険が再燃する。https://t.co/10NupSjfuv
— 田中宇 (@tanakanews_com) 2018年1月7日
北朝鮮 外相会談前に米を非難 #nhk_news https://t.co/uIDRnN7b2i
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年1月8日
アメリカのティラーソン国務長官は先月の記者会見で、北朝鮮への圧力強化について協議するため、今月16日にカナダで関係国による外相会合を開くと発表し、会合には、朝鮮戦争でアメリカ主導の国連軍に部隊を派遣した国に加え、日本なども参加します。
これについて、北朝鮮国営の朝鮮中央通信は8日、論評を伝え、ティラーソン長官を名指しし「制裁、圧迫の雰囲気をさらにあおろうとするアメリカの行動は、朝鮮半島と地域の情勢を激化させる危険なふるまいだ」と反発しました。
そして、北朝鮮が韓国との対話姿勢を強調していることに関連し、「内外の支持と共感を呼び起こしている」と自賛した一方、「朝鮮半島の平和と安定を望まないアメリカが、不安になって焦っている」と主張しました。そして、「朝鮮半島の平和と安定を破壊する行為に対しては断固として対応する」として、トランプ政権への対決姿勢を重ねて強調しました。
北朝鮮は、核・ミサイル開発で一切、譲歩しない姿勢を示す一方、南北関係の改善に向けた姿勢を強調していて、南北の対話ムードを高めることで、みずからに有利な形で国際的な圧力を弱めたい思惑があると見られます。