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東京都によりますと、都内の救急隊の出動件数は年間およそ78万件と全国平均の6倍に上る一方、通報から現場に到着するまでの平均時間が、全国の都道府県で最も遅いということです。


都は、高齢化などの影響で今後さらに出動件数の増加が見込まれることから、AI=人工知能を活用した「救急需要予測システム」の整備を新年度から始めることを決めました。


このシステムは、携帯端末の位置探索機能で人の動きを把握し、天候や時間帯、季節ごとに救急に関するビッグデータを集めて、AIに救急出動の傾向を学ばせることで、救急隊が必要となる場所を予測するということです。


これにより必要な場所に手厚く救急隊を配置でき、現場への到着時間を早めることが期待できるということで、都は2020年度からの実用化を目指し、新年度の予算に整備費用として5600万円を計上することにしています。


都は、2020年の東京オリンピックパラリンピックまでに、救急隊が現場に到着するまでの平均時間を、7分以内に短縮することを目指しています。

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