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http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180127#1517049471

#勉強法


 我々国際的な業務をする弁護士は、契約書を外国語で起案することがある。正直私の場合、作成する契約書の半分くらいは外国語である。英語も多いが、中国語も多い。そして、もし、日本語+英語の契約書を作成するのと、日本語+中国語の契約書を作成するの、一般的にどちらが楽かと問われたならば、中国語だと答える。なぜか。それは、日本の法律概念が中国に輸出された歴史を有するため、用語が類似共通することが多いからである。

 試しに、中国語で記載された「中華民国民法」を読んで見たら分かる。

 http://www.6law.idv.tw/6law/law/%E6%B0%91%E6%B3%95.htm

 いかがだろうか。このような立法への協力といった国際貢献辛亥革命直前になされたことが、100年以上経ったいまでも、中華人民共和国中華民国に大きな影響を与え、残っていることを理解することができるであろう。故に、いまでも、我が国の法学部・法学研究科に、中国台湾の人だけ(他の国の方もいるが、多くはこの2カ所に固まる)留学しに来るのだ。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180118#1516272037