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 トヨタ自動車の寺師茂樹副社長は19日、愛知県豊田市岡崎市にまたがる山間地に造る大型テストコースに3千億円規模を投資すると明らかにした。敷地は650ヘクタールで、一部は2019年4月に完成する。


 用地買収と造成を担う愛知県が一部工区の造成を終わらせ同日、トヨタ側に引き渡した。寺師副社長は現地で行われた式典に出席し、事業概要を報道機関に説明した。


 19年4月に完成するのは欧州の山岳路を模した1周約5.3キロのコースで、連続するカーブや坂道があり、開発中の車の走行性能を試す。計11コースと実験棟の造成を計画しており、23年に全面稼働する予定。