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中国で政府人事や重要政策を決める全人代全国人民代表大会が5日から始まるのを前に、国政の助言機関である政治協商会議が北京で3日に開幕しました。


会議では、習近平国家主席など共産党の最高指導部のメンバーが出席し、政治協商会議の主席を5年間務め、まもなく引退する兪正声氏が活動報告を行いました。


この中で、兪氏は、去年の共産党大会で党規約に盛り込まれた習主席の指導思想を基本方針として徹底したうえで、ゆとりのある社会の達成と「社会主義現代化国家」の建設に貢献していくべきだと提言しました。


そして、貧困対策や大気汚染対策などに取り組み、幅広い分野で監督を強化していくなどとしたうえで、「人々の心を一つにし、中華民族の偉大なる復興という中国の夢の実現に努力しよう」と述べて、2期目の指導部の下で団結していく方針が強調されました。


政治協商会議は今月15日まで開かれ、党の序列第4位の汪洋氏が主席に選出される予定です。