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アメリカのトランプ政権は、西部カリフォルニア州で不法移民に関する情報を連邦政府と共有するのを制限する法律などが新たに制定されたのを受けて、6日、州の権限を逸脱した憲法違反だとしてカリフォルニア州を提訴しました。


セッションズ司法長官は7日の講演で、カリフォルニア州の新たな法律は不法移民に対して寛容で、一部のリベラル派による政治的な動きだと指摘したうえで、「われわれは州政府に対して連邦政府の捜査当局を妨害するような行為はやめるよう求めているだけだ」と述べて、提訴の正当性を強調しました。


これに対してカリフォルニア州のブラウン知事は記者団に対して、「カリフォルニア州に対して戦争を仕掛けてきた」と発言するなど、トランプ政権に反発を強めています。


民主党の地盤でリベラル色が強いカリフォルニア州は、不法移民の強制送還に協力しない、いわゆる「聖域都市」の自治体も多く、不法移民に強硬なトランプ政権との間で移民政策をめぐる対立が深まっています。