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韓国大統領府のチョン・ウィヨン(鄭義溶)国家安保室長をトップとするムン・ジェイン大統領の特使と、北朝鮮キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長は、今月5日、ピョンヤンで会談し、来月末に3回目の南北首脳会談を開くことなどで合意したのを受けて、チョン室長は、アメリカ政府に詳しい説明を行うため、きょう、ワシントンに向けて出発しました。


これに関連して、香港の英字新聞「サウスチャイナ・モーニングポスト」の電子版はきょう韓国外交筋の話として、チョン室長がホワイトハウスで安全保障を担当するマクマスター大統領補佐官に対して伝達するキム委員長からのメッセージの中に、米朝対話を再開するため妹のキム・ヨジョン氏を特使としてワシントンに派遣する用意があることが含まれている可能性があると伝えました。


この報道について、韓国外務省のノ・ギュドク(魯圭悳)報道官は午後の記者会見で「われわれとして言及する内容はない」と述べるにとどまりました。


キム・ヨジョン氏は、先月、ピョンチャンオリンピックの開会式に合わせて、キム委員長の特使として韓国を訪問し、アメリカ政府はその際、開会式に出席したペンス副大統領との会談が現地で予定されていたものの、北朝鮮側の申し入れで直前で取りやめになったことを明らかにしていました。


チョン室長はおととい今回の合意を発表した際、記者団とのやり取りの中で「すべてを発表することはできない。アメリカに伝達する北側の立場は、別にある」と述べており、韓国側がトランプ政権に対してどのような説明を行うのかに注目が集まっています。