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トランプ大統領は、10日、みずからのツイッターに「北朝鮮との対話をめぐってとても熱心な日本の安倍総理大臣と話をした。アメリカとのよりよい貿易に向けた日本の市場の開放についても協議した」と投稿しました。


さらに、日本に対するアメリカの貿易赤字について「巨額の赤字だ。不公平で続けられない」と書き込み、安倍総理大臣に貿易赤字の削減に向けて改善を求めたことを明らかにしました。


トランプ大統領は9日、安倍総理大臣と電話で会談していて、この時の会談について言及しているものとみられます。


一方、トランプ大統領は、同じくツイッターで中国の習近平国家主席との電話会談について触れ北朝鮮キム・ジョンウン金正恩朝鮮労働党委員長との間で行われる見通しの首脳会談をめぐって長時間話し合ったと明らかにしました。


そのうえで、「習主席は、アメリカが不穏な選択肢ではなく、外交でこの問題の解決に向けて取り組んでいることに感謝していた。中国は引き続き助けになる!」と書き込み、中国とも協力していく姿勢を示しました。


トランプ大統領は、10日、みずからのツイッターに「北朝鮮は去年の11月以降、ミサイルの発射実験を行っていない。私たちの首脳会談までそのようなことは行わないと約束した」と投稿しました。


そのうえで、「北朝鮮がその約束を守ると私は信じている!」と書き込み、北朝鮮にくぎを刺しました。


北朝鮮は先にピョンヤンを訪問した韓国政府の高官に対して対話が続く間は核実験や弾道ミサイルの発射実験は行わない考えを明らかにしています。


また、トランプ大統領は、史上初となる米朝首脳会談をめぐるアメリカ国内での報道ぶりについて「メディアは、当初、びっくりし驚嘆していた。しかし、その後ニュースは偽物になって、『それがどうしたのか』と報じた」と書き込み、不満をあらわにしました。


トランプ大統領がどの報道に言及しているのかわかりませんが、アメリカでは、米朝首脳会談について「拙速だ」とか「成果が得られるのか懐疑的だ」と批判的に伝えている報道もあり、こうした状況に不満を示しているものとみられます。