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中国国営の新華社通信によりますと、21日までの2日間、インターネットに関する会議が共産党の最高指導部のメンバー全員が参加して北京で開かれました。


会議では、共産党でネットの管理を担う組織のトップをみずから務める習近平国家主席が演説し、「ネット上の積極的な宣伝を強化し、世論の誘導を堅持しなければならない」と指摘したということです。


そのうえで、「ネットを、有害な情報を拡散させデマやもめ事をつくり出す場に絶対にしてはならない」と強調しています。


習近平指導部では、ネットの規制強化が進みSNS上での書き込みなどが厳しく監視されていて、習主席は、政府に批判的な意見を封じ込めネット世論の管理を徹底する方針を改めて打ち出した形です。


一方、習主席は、「イノベーションを起こしインターネット強国の建設を進める」などと述べ、技術開発を強化し、製造業や農業それにサービス業などの分野では、ビッグデータやAI=人工知能の活用を進める方針も打ち出しています。