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イギリスの統計局は27日、ことし1月から3月のGDPの伸び率について、速報値が物価の変動を除いた実質で0.1%のプラスになったと発表しました。


0.4%のプラスだった前の3か月と比べると大幅な減速で、2012年の10月から12月以来、およそ5年ぶりの低い水準です。


主な原因としては、大雪の影響などで建設部門が大きく落ち込んだことや、小売りなどのサービス部門が伸び悩んだことが挙げられます。


ただ、統計局は、記録的な寒波や大雪の影響だけが理由ではないとしていて、1年後のEU=ヨーロッパ連合からの離脱を前に、先行きの不透明感が広がっている影響もあると見られています。


イギリスの中央銀行イングランド銀行は、来月の金融政策を決める会合で追加の利上げをするか検討すると見られていますが、GDPの伸び率が大きく減速したことで、市場の間では判断に影響するとの見方も出ています。