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米中の貿易摩擦をめぐっては、今月18日までの2日間、ワシントンで閣僚級の協議が行われました。


これについてトランプ大統領は21日、ツイッターに「中国は、大量の農作物を購入することを約束した」と投稿し、貿易赤字の削減に向けて、大きな成果があったと強調しました。


また、ムニューシン財務長官も、幅広い輸入品に高い関税を課すことを棚上げすることで、中国側と一致したと述べるなど、貿易をめぐる対立を回避する考えを示しています。


ただ、ライトハイザー通商代表は声明で、「知的財産の侵害などへの対応をめぐって、実際の作業はまだこれからだ」と述べ、残された課題も多いという認識を示したうえで、関税の引き上げや投資の制限などあらゆる手段を使う用意があるという姿勢を強調しました。


トランプ大統領は、ことし秋の議会中間選挙を前に、成果をアピールしたいものと見られますが、米中の共同声明に盛り込まれた合意内容は具体性が乏しく貿易摩擦が解消されるかは不透明な状況です。


中国財政省は22日、中国が海外から輸入する自動車の関税を、ことし7月1日から引き下げると発表しました。


現在の税率は、乗用車やバスなどが25%、一部のトラックが20%となっていますが、これをいずれも15%に引き下げます。
また、自動車部品についても現在8%から25%となっている税率を、いずれも6%まで引き下げます。


アメリカと中国の貿易摩擦が激しくなる中、習近平国家主席は先月、中国の市場開放の一環として輸入品の関税を引き下げる方針を明らかにし、先週行われた両国の協議では、アメリカの貿易赤字を大幅に削減するため、中国向けの輸出を増やすことで一致しました。


自動車は、去年のアメリカから中国への輸出額の8%余りを占める主要な品目で、中国としては自動車の関税の引き下げを迅速に実現することで、市場の開放をアピールする狙いもあるものと見られます。