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業界団体の日本惣菜協会がコンビニやスーパー、それにデパートなど100社余りを対象に行った調査によりますと、総菜や弁当など中食の去年の市場規模は、前の年より2.2%増え、10兆555億円となりました。
中食の市場規模の増加は8年連続で、初めて10兆円を超えました。


業態別に見ると、「コンビニ」での販売が3.7%増加したのをはじめ、「食料品スーパー」でも3.1%の増加、弁当などの「専門店」は0.6%の増加でした。


これは、共働きや単身の世帯が増えて、調理の手間がかからない総菜や弁当の需要が高まっていることに加え、こうしたニーズに対応してコンビニやスーパーが品ぞろえを強化していることが、主な要因だとしています。


日本惣菜協会では「今後も働く女性の増加が見込まれ、中食市場の拡大も続いていくと見られる」と話しています。

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