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アメリカのマティス国防長官は30日、ハワイで行われた「太平洋軍」の司令官の交代式に出席しました。


この中でマティス長官は、アジア太平洋地域について、「アメリカの構想はほとんどの国に共有されている。それは国の大小にかかわらず、あらゆる国の主権が尊重され、略奪的な経済や抑圧的な脅しに縛られずに、貿易と投資に開かれた地域だ」と述べて、軍事・経済の両面で影響力の拡大を図る中国の強硬な姿勢をけん制しました。


そのうえで中国による海洋進出も念頭に、地域の安定のためには太平洋だけでなく、インド洋の周辺国との関係も強化していく必要があるとして、「太平洋軍」の名称を「インド太平洋軍」に変更すると明らかにしました。


一方この日の交代式で、「太平洋軍」を指揮してきたハリス司令官が退任し、新たな「インド太平洋軍」の司令官にアメリカ艦隊総軍司令官などを歴任したデービッドソン海軍大将が就任しました。