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香港は1997年にイギリスの植民地支配を終えて中国に返還された際、50年間は高度な自治を認める「1国2制度」が約束されています。


しかし、香港の議会にあたる立法会は14日、ことし後半にも開通する香港と中国南部を結ぶ高速鉄道の香港側の駅で、中国政府が中国への出入りの際の審査を行うことを中国寄りの立場をとる親中派の賛成多数で可決しました。


これに対し、中国に批判的な民主派は1国2制度のもとで独自の法執行が認められている香港で、中国政府の職員が中国の法律に基づいて出入りを管理することは違法だとして、14日夜、抗議集会を開きました。


集会には民主派を支持する市民およそ100人が参加した一方で、親中派の市民も近くでシュプレヒコールをあげるなど、双方がにらみあう場面もありました。


抗議集会に参加した19歳の男性は「香港の司法の独立が破壊された」などと批判の声を上げていました。