米朝会談「金正恩の勝ち」、「トランプの負け」は大間違い|増田俊男の時事直言!
トランプの使命は「アメリカは最早世界(アジア)の警察官ではない」の下に、「アジアから米軍(在韓・在日米軍)撤退・軍産覇権放棄」である。
金正恩の前で「米韓合同軍事演習廃止」と将来の「在韓米軍撤退」を決めたことは軍産複合体に対する「トランプの大いなる勝利」である。
敗者軍産の傘下にあるアメリカと日本のマスコミがトランプを非難するのは当然である。
経済・政治の折り返し地点(ターニングポイント)|増田俊男の時事直言!
トランプの保護貿易は幸せを賃金・所得に繋げている「国民の味方」であり、企業の利益を重視する「エリート(政治家、官僚、評論家)の敵」である。
歴代の大統領は自由貿易で日本経済を支えてきたがトランプは日本経済保護から一変、攻撃へ方針大転換。
日本の安全についても、やがて在韓米軍同様在日米軍も撤退する。
日本はトランプのアドバイス通り再軍備・核武装でアジアの軍事大国になり中国に対峙するのか専守防衛で「外交立国」を目指すのか。
安倍晋三最大のリスクは日本が折り返し地点(ターニングポイント)に立たされていることを知らないことだ。