金融政策決定会合における主な意見(7月30、31日開催分) https://t.co/ou8LpCEFMA
— 日本銀行 (@Bank_of_Japan_j) 2018年8月7日
Summary of Opinions at the Monetary Policy Meeting on July 30 and 31, 2018 https://t.co/ZJfHvrFPeV
— Bank of Japan (@Bank_of_Japan_e) 2018年8月7日
日銀金融政策決定会合 “政策の持続性高める必要”意見相次ぐ #nhk_news https://t.co/O1WSHtSmHo
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年8月8日
日銀は、先月末に開いた金融政策決定会合で、長引く緩和の副作用に配慮する形で大規模な金融緩和策を一部修正しました。
8日、この会合の主な意見が公表され、委員の間からは「強力な金融緩和を長きにわたって持続可能な形にすることが重要だ」とか、「金融緩和策の長期化に伴う副作用に十分配慮すべきだ」などと、政策の持続性を高めるために一部の修正を図るべきだという意見が相次いでいたことがわかりました。
また、「物価の動向が弱い今は、今後の政策についての約束、コミットメントを強化すべき時だ」などと、2%の物価目標の達成時期が遠のく中で、粘り強く金融緩和を続ける姿勢を打ち出すべきだという意見も複数、出されました。
一方、今回、長期金利の一定の上昇を容認したことについては1人の委員から「長期金利の上昇を許容すると物価の伸び悩みを助長しかねない」として、慎重な意見が出ていたこともわかりました。
日銀は、今回の会合で今年度以降の物価の予測を引き下げ、金融緩和の一段の長期化が避けられなくなっていて、緩和の効果と副作用の双方への目配りが欠かせない状況です。