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日本チアリーディング協会によりますと、日本大学の応援リーダー部で、チアリーディングをしている部員が女性監督から指導の範囲を超えるパワーハラスメントを受けたなどとして、ことし5月に協会に相談がありました。


この部員は、監督からことし2月「大雪の日に大学の事務員に頼んで練習をなくそうとした」ととがめられたり、出身高校のスウェットを着ていたところ「学校の恥だ。今すぐ脱げ」などと叱責されたりしたということです。


さらに、これをきっかけに複数の部員からも嫌がらせを受けるようになったと訴えています。


日本協会では、監督に確認したところ大筋で認めたため適切な対応をするよう指導し、その後、監督が部員に謝罪したと聞いているということです。


また、この部員は、大学の運動部を統括する保健体育審議会や相談窓口にも相談したということですが、監督に口頭注意したほかは解決に至ることはせず、すべての事実確認もしなかったと訴えています。


一方、日本大学は、NHKの取材に対して、監督と部員との間でトラブルがあったことは認めたうえで、「詳しい内容は後ほど回答したい」としています。


日本大学の応援リーダー部は、5年前の全日本学生選手権で5位などの実績を残しています。


日本大学は、NHKの取材に対して監督と部員の間でトラブルがあったことは認めたうえで「詳しい内容は後ほど回答したい」としていましたが、9日夕方、監督を解任したと発表しました。


理由については、学生の指導に支障を来すことが懸念されるためとしていて、一連の問題については、大学の人権救済委員会で調査を進め、近く結論を出す予定だということです。