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アメリカの「宇宙軍」の創設をめぐっては、トランプ大統領が以前から意欲を示し、ことし6月には国防総省に指示したことから、議論の行方が注目されていました。


こうした中、ペンス副大統領は9日、国防総省で演説し、ロシアや中国など各国が宇宙空間に進出し、競争が激しさを増していると指摘しました。


そのうえで「トランプ大統領が以前、発言したように、宇宙空間にアメリカの存在感があるだけでは十分とは言えない。宇宙空間を支配しなければならない。アメリカの宇宙軍を創設するときが来た」と述べ、「宇宙軍」の創設を目指す計画を明らかにしました。


国防総省が新たな部署を立ち上げ、2020年までに空軍や陸軍など既存の5つの組織と同格の軍に格上げする計画だということです。


ただ、「宇宙軍」については、マティス国防長官が、去年、「国防総省が経費を削減しようとしている中で新たな組織を増やすのは時期尚早だ」と一時、反対の考えを示すなど、必要性を疑問視する意見も根強くトランプ大統領の思惑どおりに進むのか注目されます。