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 力を抜くと、ギヤがスッと抜けるとき、スッと入るときとそうでないときの違いがよくわかる。ミッションに負担をかけないシフト操作を心がけよう。それにはシフトゲートに逆らわず、シフトのスプリングを上手に利用すること。ほとんどのクルマは、ニュートラルにすると、3速と4速の中間にシフトレバーが戻るようになっているので、そうした特性を最大限利用する。

 また、街乗りでのシフトアップのときは、ニュートラルポジションで一呼吸おいてから次のギヤに入れると、スムースに入りやすい。

 MT車をスムースに走らせるには、各ギヤと速度の関係を身体で把握しておく必要がある。カタログの走行性能曲線に詳しく出ているが、たとえば2速で3500回転ぐらいで走っているときに3速にシフトアップすると、クラッチをつないだときにエンジンは2500回転ぐらいにドロップするとしよう。この回転差が、各ギヤのギヤ比の差を表している。

 この速度とギヤの関係を、カタログのグラフを見て頭で覚えても意味がないので、体感覚でマスターするのが重要。一番いいのは、安全なクローズドの場所などで1速から3速あるいは4速まで、何回かフル加速してみること。エンジンをレブリミット近くまで回してからシフトアップしてみると、シフトアップ時の回転数の差や、アクセルをオフにしたときの回転の落ち具合など、そのクルマの個性が加速Gの変化や、排気音、そしてタコメーターの数字などのトータル情報として身体で理解できるようになる。低い回転数でのシフトチェンジでは、その差がなかなかわかりづらいので、クルマへの理解を深めるためにも、ときにはフル加速も体験しておこう。

 スポーツドライビングで、そのクルマの加速力を最大限まで引き出したいときは、レブリミットまでしっかりアクセルを踏み込んで、レブリミッター直前で「素早く・確実に」シフトアップする。それだけに尽きるのだが、それが意外にできないもの……。

 エンジンのトルクは回転数とアクセルの踏み加減でも変わる。トルクバンドもブースト計も気にしなくていいので、各ギヤでアクセル全開。MAX回転までしっかり引っ張ってシフトアップするのが一番速い。

 コーナー手前での減速、上り坂に差しかかるとき、追い抜きをかけるときなどはサクッとシフトダウンしておくと、加速が鈍らなくて気持ちがいい。ある意味、これがMT車の醍醐味ともいえる。なのである程度、積極的にシフトダウンは利用しよう。

 MT車で厄介なのは、シフトアップよりもシフトダウン。なぜなら、ギヤごとに回転数と速度の関係にギャップがあるので、走行中に一段下のギヤに入れて、そのままクラッチをつなぐとその瞬間エンジンブレーキが大きく働き、ガクッと不愉快な減速Gがかかるからだ。これを解消するには2つの方法がある。

 ひとつは、クラッチをゆっくりつなぐ方法。これは発進時の半クラッチの要領で、ゆっくりつなぐことでクラッチにギヤとギヤの回転差を吸収させてしまうやり方。

 もうひとつは次のギヤに入れる前に、クラッチを踏んだまま軽くブリッピング(空ぶかし)をしてからクラッチをつなぐやり方。速度に対し、下のギヤでは不足している回転数をブリッピングで補ってからクラッチをつなげば、唐突なつながりを防ぎ、シフトショックの少ないシフトダウンが可能になる。

 ただし、タイミングとブリッピングの加減をマスターするには修練が必要。まずは平地で、後続車との距離に余裕があるときに、ブレーキを踏まずに、ブリッピングを使ったシフトダウンのみで減速する練習からはじめてみよう。

 シフトアップにせよシフトダウンにせよ、シフト操作の要諦は結局のところリズムにあるといってもいい。そしてそれを身につけるには、いいリズムでシフト操作ができる人の隣に乗って、いいリズムとは何かを知るのが一番重要。そして、そのリズムを模倣し、盗ませてもらうのが調達への近道だ。

 変速ショックの少なさ、アクセルワーク、クラッチワーク、そしてシフトレバーの動かし方。自主練だけではなかなか上達しづらいので、まずはシフトワークのお手本になる人を探すところからはじめてみよう(本当に上手な人はなかなかいないので、根気が必要ですが……)。

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運転免許証を来月以降、取得・更新した場合、交付の年月日は「令和」で表記され、有効期限は西暦に加えてかっこ書きで「令和」と併記する形になります。

各地の運転免許センターなどの窓口は29日から休みとなるため、「平成」の運転免許証が交付されるのは28日が最後です。

東京 品川区の鮫洲運転免許試験場には、運転免許の更新などのために午前中から多くの人が訪れています。

免許証の更新に来た葛飾区の50代の男性は、「最後の平成の免許で5年間は残るので、記念になります。平成の時代を長く生きてきたので、人生の一区切りという感じがします」と話していました。

また、世田谷区の20代の女性は、「きょうしか免許の更新に来られなかったので来ました。せっかくなら令和と記載された免許証がよかったですが、これから貴重なものになると思うのでこれでよかったかなと思います」と話していました。

「令和」と表記された運転免許証の交付は、早いところでは来月5日から行われます。