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今日は鞄にデジカメとスマホを入れるのを忘れる。最初、別の鞄で行くつもりで、そちらの方に入れておいて、移すのを忘れてしまったのだ。普通、両方を同時に忘れることはなく、デジカメを忘れたときはスマホのカメラで写真を撮るのだが、今日はそれもできない。

3限は大学院の演習。比屋根照夫「大田昌秀ー原点としての沖縄選」と、野上元「水木しげるーある帰還兵士の経験」を取り上げる。戦争体験というのは男女によって、老人・壮年・青年・子どもかによって、いた場所によって多様だが、前線で生死の境をさまよった(そして帰還した)兵士の経験はもっとも鮮烈なものである。今日の二人は沖縄とラバウルでそういう経験をした。戦争体験を語る兵士は生き残った兵士である。生き残ったことは必ずしも手放しでは喜べない。「生き残ってしまった」のである。それも「たまたま」である。「たまたま生き残ってしまった」者が戦争体験をどう語るか、そして戦後の生をどう語るか、そこにはいくつかの共通項が見られるように思う。そしてそれが戦後(復興期および高度成長期)日本のエートス時代精神の核を形成しているように思う。

昼食は研究室で崎陽軒の赤飯弁当(写真に撮ってあげられなくてごめんね)。

夕食はハヤシライス、サラダ(+ゆで卵)。