イラン “拿捕3隻目のタンカーはイラクの船” #nhk_news https://t.co/ni4oXSenA5
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年8月4日
イランの国営放送は4日、精鋭部隊である革命防衛隊が、ペルシャ湾で先月31日に拿捕したタンカーは、イラクの船であると明らかにするとともに、船の映像を公開しました。
映像には、船の全体と燃料とみられる積み荷のほか、イランのものとみられる警備艇が周囲で警戒している様子などが映っています。
革命防衛隊は、国籍の異なる船員7人を拘束したうえで、タンカーをイラン南部の港に移動させたということで、今回の拿捕については、「密輸船の正当な取締りだ」と強調しています。
イランは先月、パナマ船籍のタンカー1隻を密輸出の疑いで拿捕したほか、イギリスのタンカー1隻も「国際的な航行規則に従わなかった」として拿捕していて、タンカーの拿捕は、この1か月で3隻目となります。
アメリカがイラン産原油の全面的な禁輸措置などで圧力を強める中、イランは、エネルギーの大動脈となっているペルシャ湾で活動を活発化させています。
一方、イラク石油省は声明を出し「国際市場に燃料を輸出していない」として、イランが拿捕したタンカーはイラクの船であるという指摘を否定しました。