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ブラジルには世界最大の熱帯雨林アマゾンの3分の2以上が広がっていますが、ブラジルの国立宇宙研究所によりますと、ことし1月から今月22日までの森林火災の発生件数は7万6000件と去年の同じ時期に比べて85%多く、記録的なペースで増加しています。

森林火災は隣国ボリビアでも多発し、発生した煙により飛行機の運航にも影響が広がり、ボリビア政府は非常事態宣言を出して対応に当たるなど混乱が広がっています。

ブラジルのボルソナロ大統領は23日、今月24日から1か月間、アマゾンに軍を派遣して消火活動を行う考えを示しました。

さらにボルソナロ大統領はアメリカのトランプ大統領と連絡を取り、アメリカからの協力も得て火災への対策を行うことで一致したことを明らかにしました。

ブラジルでは家畜の放牧地を広げるためにこの時期違法に森林火災を起こすことがありますが、フランスのマクロン大統領などヨーロッパ各国の首脳からは、ボルソナロ大統領の開発優先でアマゾン保護に消極的な姿勢が森林火災を助長しているとして、非難する声が上がっています。