ブラジル 感染者・死者の累計公表を突然中止 新型コロナ #nhk_news https://t.co/8u4ndsJc7O
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年6月7日
ブラジルでは人口が過密な貧困地区を中心に感染が急速に拡大し、感染者の数は67万人を超え、アメリカに次いで世界で2番目に多くなっています。
ブラジル保健省は、これまでホームページ上で感染者や死者の累計を毎日更新してきましたが、6日にこれらの数の公表を突然中止し、代わりに回復した人の数が新たに表示されるようになりました。
保健省は理由を明らかにしていませんが、ボルソナロ大統領は、たびたび、感染者や死者の数が急増していることについて「各知事が予算の獲得を目的に被害を過大に報告している」と主張していました。
感染者などの累計が公表されなくなったことについて、地元メディアや一部の市民は、事態の深刻さを見えにくくしようとしているとして批判を強めています。
ボルソナロ大統領は、新型コロナウイルスの感染防止対策に消極的だとして国内外から批判されています。
5日にはWHO=世界保健機関について「政治的に偏っている」などと述べてアメリカに追随する形で脱退する可能性も示唆しました。
#中南米