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ボリビアのモラレス大統領は10日、記者会見し、大統領を辞任すると表明しました。

さらに先月20日に行われ、みずからが4期目の当選を果たした大統領選挙についても、国内の争いを終わらせて平和をもたらすためやり直すと発表しました。

先月20日に行われた大統領選挙では、開票率84%の時点でモラレス大統領が当選に必要な過半数の票を得られず、得票率も2位の候補との間で当選に必要な10ポイント以上の差を付けられていませんでした。

ところが、その後突然、開票の途中経過が発表されなくなり、翌日、モラレス大統領が2位の候補に得票率で10ポイント以上の差を付けて当選したと発表されました。

このため開票結果が不正に操作されたとして国の内外から批判が高まり、選挙結果に抗議するデモが各地に広がって、軍や警察までもが大統領に辞任を迫る事態になっていました。

ボリビアのモラレス大統領は10日、記者会見で大統領を辞任すると表明しました。

ボリビアでは先月行われた大統領選挙でモラレス大統領が、4期目の当選を果たしましたが、選挙で不正が行われたとして警察や軍が大統領に辞任を要求する事態に発展し、大規模な反政府デモが行われるなど混乱が拡大していました。

南米ではチリでも大規模な反政府デモが続き、今月予定されていたAPEC首脳会議が中止に追い込まれたほか、エクアドルでも反政府デモで一時、首都機能がマヒするなど各国でデモが相次いでいます。

チリやエクアドルでは、今も反政府デモが続いて大統領の辞任を求めていて、今回のボリビアの大統領の辞任がこうした国々に与える影響も懸念されています。

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