偏差値が50くらいの大学に入り、学歴ロンダして博士号をとって、研究者をやっている友人がいるが
— ゆうな (@kawauSOgood) September 21, 2019
学位を取った今でも出身大学名を言うのをためらうという。
学歴コンプか、いや違う。
「偏差値が低い大学にいたと知ると、同僚が話してくれる内容や仕事ぶりが全然違う。研究しにくくなる」
かなしい
東大は学力で上が抜けてるからすごい、みたいなことを言われるが、そういう感じはしなくて、むしろ一番下でも日本語読解力や常識、ある程度の数学力なんかが相当に文理問わずハイレベルで、その点に関してはハズレはない、というところが強み。早慶ぐらいになると、その辺が怪しい人がたくさんいる。
— Kazuki Fujisawa (@kazu_fujisawa) September 22, 2019
本当にその通り。大学(数学科)に入って最初に「数学は誤解なく理解する・伝えることが基本の学問。我々が最初にやるのは、君らの日本語能力を叩き直すこと」って教授に言われた。:最初の1年で逆転! 人気講義で見た「文系だから数学が伸びるワケ」(奈佐原 顕郎) https://t.co/7xuRHgCnVY
— Munechika Nishida (@mnishi41) April 18, 2019
『本を読めなくなった人のための読書論』(亜紀書房)が発売になりました。この本は「本は読んだ方がいい」ということを書いたのではありません。本は読んでも、読まなくてもよいのです。読みたい人が読めばいい。しかし、読みたいのに「読めない」のなら、少し試してみることはあるかもしれません。
— 若松英輔 (@yomutokaku) September 21, 2019
NHKテレビ「チコちゃんに叱られる!」のすごいのは問いかけが哲学的なところにある。では、読書とは何をすることか、本を読むとはどういう行為か、この問に答えられる人はいるか。その問いに答えるために、私は自ら『読書の教科書―精読のすすめ』を書いた。読書とは何か、それは哲学的な問題だ。
— 渡辺知明 (@WATANABE_tomo) September 21, 2019
諸生皆斗筲の小人、君子これを恥ずるは大学の常でしょう。彼等の説く所は倫理政治の学です。そのよる所は古聖先哲の書です。意気挙がり情熱燃ゆるごとき子等が彼等について求むるものはすなわち炎々たる理想精神、これを体現する人格者でなければなりませぬ。この究竟者を遺却しての考証訓詁は到底若き者の堪うる所ではありません。このために昔から多くの英霊漢が書を厭いました。書を厭うは大丈夫の過ちではあるが、そこには饑人に対して餅を画く学者の迂愚が禍しております。まして時世は非常の秋です。ちょうど荒み切った堕落の生活に陥った個人に空念仏が無益なように、当時の社会に紛々たる儒生俗士の学問や経綸はなんらの価値もありませんでした。当時の社会的苦悶を救済する唯一の時務は浩然たる理想精神の顕揚です。一切の苟合妥協を廃し、死水裡の溺死より頓に蘇生せしめるような人格の烈火です。「君が代の安かりせば」蠹魚に伍するも宜しかろう。時勢は―そこに生れる大丈夫は英霊の学問を欲する。人格の叢林を思う。晋作のような意気冲天の大丈夫を久しく儒生俗士の間に拘束しておいては狂を発するでしょう。しかるに幸いなるかな天は突如としてここに偉大なる英霊漢を下して一大道場を開かしめました。これすなわち吉田松陰であります。
猛気廿一回、松陰は自ら二十一回猛士と称しました。安政元年蹈海の罪によって獄に投ぜられた時、夢に神人現われて二十一回猛士と認めた一枚の名刺を彼に与えました。途端夢覚めた彼は奇異に思って考えると、生家の姓である杉の字にも二十一の象があるし、養家の吉田を分解すれば二十一回となる。また名の寅次郎からして猛の字に縁が深い。しかるに自分の性質は甚だ卑微孱弱であるから、千挫不屈の猛気を有せねば到底士になれぬ。すなわちこれは自分を励ましたまう神意であろうと心づきました。(略)
かくして彼の自賛を黙読し、朗誦してきますと、渾身に一種の白熱をば感ずるではありませんか。(略)天下議論に勇にして、身を挺して実行に当たる志士のいかに乏しいでしょう。彼は貫高を慕い、魯連を尊びました。素立の名とは。これ一命を為に擲つべき不朽の価値です。彼が千歳の下懦夫を起たしむる概あるは、常に一身洛に入らんとする大勇、露の命を不朽の価値に換えんとする覚悟ありしによります。この覚悟は元来多感多情な彼をしていよいよ人生に真剣ならしめ、切々として古聖先哲を慕い、生涯少年のごとき純情を以て彼のいわゆる「樸学」し、身を君国に許し、死生を斉しうし、至誠を以て古今を動かすに到らしめました。彼は「古人及び難し、聖賢敢て追陪せんや」という。しかも私はまた彼を仰いで、到底古人及び難し、聖賢敢て追陪せんやと嗟嘆せざるを得ません。
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