#尾木ママ が目撃した教員間いじめ 「学校は閉鎖的なムラ社会、だから #いじめ が起きやすい」https://t.co/KmtZi5uswv
— デイリー新潮 (@dailyshincho) 2019年10月19日
“尾木教諭”がある学校に着任した折、女性教員の机の傍に凸凹になったゴミ箱を見つけた。「どうして彼女のものだけがそんなに傷だらけなのかと疑問に思っていたら… #東須磨小
事実、教員の経験がある教育評論家の尾木直樹氏も、
「明らかに人権を脅かすような事態になっているのに、一部の教師がボスのように牛耳ってしまって、協働体制が作られていません。身内で起きているいじめについて自ら注意したり、校長や教育委員会などに進言もできないような人たちが、果たして子どもたちのいじめを止めることができるのでしょうか。あるいは、同僚の身に起きていたことをいじめと捉えることができていなかったのだとしたら、それは感性がマヒしているのであって、なおのこと子ども同士のいじめに対処出来ないのではないかと思います」
と指摘する。
前出の尾木氏は、教員間のいじめの構造に言及し、こう解説する。
「今回のようないじめや嫌がらせは、日本国内さまざまなところで起きていることだと思います。特に学校とは、固定された人々と固定された空間で仕事をする、非常に閉鎖的な社会。いわばムラ社会だからこそ、いじめが起きやすいという側面がある。実際、私も教育の現場で同僚間でのいじめを目撃したことがあります」
“尾木教諭”がある学校に着任した折のこと。女性教員の机の傍に凸凹になったブリキのゴミ箱を見つけた。
「先生には1人ひとつゴミ箱があって、どうして彼女のものだけがそんなに傷だらけなのかと疑問に思っていたのです。それで、別の先生がそこを通り抜ける時、そのゴミ箱をドカッと蹴り飛ばすのを目撃しました。よく見ていると、他の先生たちも同じように蹴飛ばしている。気に入らない先生に対してそういった嫌がらせをすることで、イラつきやムカつきを発散していたのでしょうが、こんなに酷いことがあるのかと衝撃を受けたのをよく覚えています」
他にも、学校に行くと自分の机と椅子がグラウンドに投げ捨ててあり、一人で職員室に運び入れて仕事をしようとすると抽斗(ひきだし)がボンドで留められていた……なんていう例も聞いたことがあるという。不健全な魂は不健全な環境に育つと言ってしまえばそれまでだが、何とも病んだ空間である。
#家族主義#家父長制