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・北海道の「道の駅 さらべつ」
・石川県の「道の駅 めぐみ白山」
鳥取県の「道の駅 奥大山」
徳島県の「道の駅 第九の里」

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JR山手線は、来年春の「高輪ゲートウェイ駅」の開業に向けた線路の切り替え工事で、16日始発から、大崎駅から上野駅までのおよそ3分の1の区間が運休となります。影響は56万人にのぼる見通しで、JRでは最新の運行情報を確認するよう呼びかけています。

16日の始発から運休するのは、
▼山手線のおよそ3分の1にあたる、大崎駅から東京駅を経由した上野駅までの区間と、
京浜東北線の品川駅と田町駅の間の区間です。

これは、品川駅と田町駅の間に来年春、開業する「高輪ゲートウェイ駅」での大規模な線路の切り替え工事が15日の終電後から行われるためです。

山手線が工事の影響で運休するのはJR発足以来初めてで、影響は56万人にのぼる見通しです。

運転が再開されるタイミングは、
▽山手線は16日の午後4時ごろ、
京浜東北線の品川駅と田町駅の間は17日の始発からとなる見通しです。

一方、運転が行われるのは
▽山手線は大崎駅から池袋駅を経由した上野駅までの区間で、通常の7割程度の本数での折り返し運転となります。
京浜東北線は品川駅で大船方面に田町駅で大宮方面にそれぞれ折り返し運転となります。

運休に伴い、
▽JRは上野東京ライン埼京線を増発するほか、
東京メトロ都営地下鉄りんかい線東急線京急線で振り替え輸送が実施されます。

JR東日本は「今回は工事が大規模かつ複雑なため、運休せざるを得なかった。ホームページなどで最新の運行状況を確認してほしい」と呼びかけています。

「大規模運休と言われても、予定もあるし、どうすればいいの?」という方のために、JRを中心に「代替手段」や「う回ルート」を調べてみました。

まずは、山手線の外回り線の上野駅から田町駅の間についてです。

この区間はJR京浜東北線が並行して走っているので、京浜東北線1本で代替することができます。

次に山手線の内回り線の大崎駅から田町駅の間です。
この区間は利用する駅や目的地によって経路が大きく変わってくるので注意が必要です。

例えば、JRで渋谷駅から品川駅に向かう場合は、途中の大崎駅でりんかい線に乗り換えて大井町駅で下車します。そして大井町駅京浜東北線に乗り換えると、品川駅に行くことが出来ます。

一方、目黒駅や五反田駅から東京駅を目指す場合などは、「振り替え輸送」が実施される都営地下鉄東京メトロなどの利用を検討した方がよさそうです。

そして、今回の運休で最も行きにくくなるのが田町駅です。
田町駅への乗り入れは埼玉方面からの京浜東北線のみでそれ以外ではアクセスできません。近くにある都営地下鉄三田駅の利用を検討した方がよさそうです。

今回、紹介したルートなどはあくまでも代表的なものなので、鉄道会社のホームページやアプリなどでの確認をおすすめします。

JR東日本は今回の運休やダイヤに関して専用の電話窓口を設けています。

電話番号は050-2016-1620です。

今回、行われる工事は線路を移動させる「移設工事」と呼ばれる作業です。

移動させるのは▽山手線の内回り線と▽外回り線、それに▽京浜東北線のあわせて3本です。

輸送量が多い、首都圏で3本の線路を同時に移動させる大規模な工事は、今回が初めてとなります。

移設工事が必要となったのは、「高輪ゲートウェイ駅」の開業に伴って、電車の通り道も変わるからです。

これまで山手線と京浜東北線は品川駅と田町駅の間を通過する際、旧車両基地の敷地を避けるように外周を通っていました。

それが今回、旧車両基地の敷地の真ん中付近に「高輪ゲートウェイ駅」が設置されるため、新駅の前後で、これまでの線路を移動させて新しい線路につなげる必要がでてきたのです。

線路を3本同時に移動させるという大規模な工事となったのは品川駅と田町駅のホームの構造の「違い」が主な要因となっています。

品川駅のホームは山手線と京浜東北線が路線別に分かれていますが、田町駅では山手線と京浜東北線が進行方向別となっていて混在しています。

このため、線路を1本ずつ動かすことが不可能で、「3本同時移設」という初めてとなる大規模な工事が行われることになりました。