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玄関脇の駐輪スペースの段ボール箱の上の座布団はナツのためのものだったが、今朝、ここにブーが寝ていた。ブーは野良猫のオスで、ナツのことが好きだった。乱暴なオス猫からナツを守ろうとして、しかし図体が大きい割に強くはなく、よく怪我を負っていた。そういうブーのことをナツは「そばにいさせてあげるけど、べたべたしないでね」という感じであった。6月にナツが死んでから、ブーは悲嘆に暮れていた。ナツロスである。しばらく姿を見せなかったが、ここ数日、この座布団ので上で寝ている姿を見るようになった。

昼食は「ミルクホール」で買って来たパン2個。ベーコンポテトと餅ナントカ(あんこが入っている)。

ところで今日の講義で、明治・大正時代から始まった文化の型としてのライフストーリーの変遷も1990年代に入った。バブルの前後でライフストーリーの社会的背景は大きく変化した。その変化を学生たちは実感していない。学生たちはバブルが崩壊した後に生れたから、「失われた世代(ロスジェネ)」と聞いてもピンと来ない。持っていたものを失ったのではなく、あらかじめ失われているからだ。

バブル崩壊から今日に至る30年を経済の視点から理解したい学生にはこの本を勧める。

 山家悠紀夫『日本経済30年史ーバブルからアベノミクスまで』(岩波新書

夕食は豚丼