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2日の東京は、穏やかな天気となり、皇居の正門には開門前から大勢の人たちが集まりました。このため、予定より20分早く午前9時10分に門が開けられ、待っていた人たちは二重橋を通って宮殿の前に向かいました。

天皇皇后両陛下は、上皇ご夫妻や、皇位継承順位1位の「皇嗣」の秋篠宮さまなど皇族方とともに、午前中3回、宮殿のベランダに立ち、訪れた人たちに笑顔で手を振ってこたえられました。

天皇陛下は、「新しい年を迎え、皆さんと共に祝うことをうれしく思います。その一方で、昨年の台風や大雨などにより、いまだ御苦労の多い生活をされている多くの方々の身を案じています。本年が災害のない、安らかでよい年となるよう願っております。年のはじめにあたり、わが国と世界の人々の幸せを祈ります」とあいさつされました。

両陛下と上皇ご夫妻が、公の場で同時に姿を見せるのは、皇位継承後、初めてとなり、参賀にこたえながら、にこやかにことばを交わされる場面もありました。

宮内庁によりますと、午前11時半までに、5万5000人余りが参賀に訪れたということです。

両陛下は、午後も、秋篠宮ご夫妻や長女の眞子さま、次女の佳子さまとともに、ベランダに立たれる予定です。

天皇陛下の即位に伴う一連の式典は去年終わり、ことし4月には、秋篠宮さまが皇位継承順位1位の「皇嗣」となられたことを広く明らかにする「立皇嗣の礼」が行われます。

政府は「立皇嗣の礼」を終えたあと、国会の要請を踏まえ安定的な皇位継承の確保や皇族数の減少などの課題に本格的に取り組むことにしています。

今の皇室で皇位を継承できるのは男性皇族3人で、継承順位は、1位が秋篠宮さま、2位が秋篠宮ご夫妻の長男の悠仁さま、3位が上皇さまの弟の常陸宮さまとなります。

安定的な皇位継承を確保する方策をめぐり、政府は、今の皇位継承順位は維持し、その後の継承の在り方を慎重に検討する方針です。

また、皇族数の減少などに関しては、女性皇族が結婚後も皇室にとどまる「女性宮家」の創設や、戦後、皇籍を離れた旧宮家の男子が皇族に復帰できるようにする案の是非など、幅広く意見を聞きながら丁寧に検討を進めるものとみられます。

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