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国連はことし、創設から75年を迎えますが、世界に自国第1主義が広がる中、国連を中心とする国際協調が難しくなっているとして、世界が目指すべき新たな長期的なビジョンの策定に取り組んでいます。

このため、世界中の人たちから広く意見を募るアンケートを今月1日から始め、専用のウェブサイトを開設して協力を呼びかけています。

設問は主に4つに分かれていて、このうち、「今後25年間で見たいもの」という設問には、医療や教育の普及、それに社会の平等といった選択肢があるほか、「将来にもっとも影響を及ぼす世界の潮流」という設問には、地球温暖化やテロのリスク、それにサイバー攻撃といった選択肢などから選ぶようになっています。

国連は、このアンケート結果と各国で実施する世論調査などを集約して長期的なビジョンを策定し、ことし9月の国連総会で各国の首脳に提示したいとしています。

これについて、グテーレス事務総長は2日、声明を発表し、「世界をよくするためにあなたたちの戦略とアイデアが必要だ」として協力を呼びかけました。