ビル・ゲイツ氏 マイクロソフト取締役を退任 #nhk_news https://t.co/lOowvYHNAQ
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年3月13日
マイクロソフトは13日、創業者のビル・ゲイツ氏が取締役を退任したと発表しました。その理由としてゲイツ氏が長年取り組んできた途上国などの教育問題や気候変動対策に充てる時間を増やすためだとしています。
ゲイツ氏は、役員を退任後も、マイクロソフトのCEO=最高経営責任者のサティア・ナデラ氏などへの技術担当のアドバイザーは続けるということです。
ゲイツ氏は、1975年に友人のポール・アレン氏と共同でマイクロソフトを設立し、パソコンの基本ソフト「ウィンドウズ」を開発して世界的なIT企業に成長させました。
ビル・ゲイツ氏は、世界有数の資産家であるとともに慈善活動家としても知られています。
アメリカの経済誌フォーブスによるアメリカの長者番付では、1994年以降、24年連続でトップの座にありました。
13日時点でのゲイツ氏の資産総額は、1000億ドル、日本円にして10兆円余りで、トランプ大統領の30億ドルを大きく上回ります。
2000年には、世界最大規模の基金を持つ慈善団体の「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団」を設立し、ポリオやエイズなどの対策や発展途上国の開発援助などに多額の寄付を行っています。
ゲイツ氏はたびたび来日し、日本政府や経済界に途上国への医療の普及などに協力を呼びかけてきました。
Bill Gates steps down from Microsoft board https://t.co/1VXnEvQjnM
— NHK WORLD News (@NHKWORLD_News) 2020年3月14日