英ジョンソン首相 集中治療室から一般病室へ 新型コロナ #nhk_news https://t.co/mkdP2YR9nr
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年4月9日
イギリスのジョンソン首相は、新型コロナウイルスに感染して5日に入院し、病状が悪化したため、6日には集中治療室に移されました。
その後、酸素の供給を受けるなどして治療を続け、回復に向かっているとされていました。
こうした中、首相官邸は9日、ジョンソン首相が集中治療室から一般の病室に移ったことを明らかにしました。
ジョンソン首相は非常に元気だということで、当面は経過観察を注意深く続けるということです。
ただ、イギリスのメディアは、ジョンソン首相が完全に職務に復帰するにはしばらく時間がかかるという見方を伝えています。
イギリスでは、新型コロナウイルスに感染して亡くなった人がこれまでに8000人近くに上るなど依然として深刻な状況が続いているだけに、首相が事実上不在のまま政府として十分に対応できるのか、懸念する声も出ています。
イギリスのラーブ外相は9日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大は、まだピークに達していないとして、3週間近くにわたってイギリス全土で続く厳しい外出制限を緩和する段階にはないという考えを示しました。
記者会見では、感染者や、入院した人の数などを分析した結果、外出制限の効果が出ているという政府の見方が示されましたが、詳細なデータが明らかになる来週末までは外出制限の措置は続けるとしています。
イギリスでは、8日までに亡くなった人は7978人に上り、依然として深刻な状況が続いています。