ゴーン元会長 逃亡手助けの容疑者と三女が接触 家族も関与か #nhk_news https://t.co/eTqLfaEulj
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年3月21日
日産自動車の元会長、カルロス・ゴーン容疑者のレバノンへの逃亡を手助けしたとして逮捕されたアメリカ人の1人が、逃亡の当日、ゴーン元会長の三女と都内のホテルで接触し、荷物を受け取っていた疑いがあることがアメリカの裁判所に提出された防犯カメラの画像などでわかりました。
東京地検特捜部は元会長の逃亡には家族も関わっていた可能性があるとみていて、勾留期限の22日、アメリカ人2人を犯人隠避の罪で起訴するものとみられます。
アメリカ軍の特殊部隊「グリーンベレー」の元隊員マイケル・テイラー容疑者（60）と息子のピーター・テイラー容疑者（28）はおととし12月、日産のゴーン元会長の中東・レバノンへの逃亡を手助けしたとして、3月2日、犯人隠避の疑いで東京地検特捜部に逮捕されました。
このうちピーター容疑者が逃亡の当日、都内の高級ホテルの駐車場でゴーン元会長の三女のマヤ氏と接触し、荷物を受け取っていた疑いがあることが、アメリカの裁判所に提出された防犯カメラの画像などでわかりました。
ピーター容疑者はこの直後に同じホテルの部屋で、ゴーン元会長やマイケル容疑者らと合流し、元会長はこの部屋で着替えをしたうえで、新幹線で大阪に向かい、関西空港からプライベートジェットで不正に出国したとみられています。
関係者によりますと特捜部の調べに対し2人は容疑を認め、偽証の疑いで逮捕状が出ている元会長の妻のキャロル容疑者から逃亡の支援を依頼されたなどと説明しているということです。
特捜部はゴーン元会長の逃亡には家族も関わっていた可能性があるとみていて、勾留期限の22日、2人を犯人隠避の罪で起訴するものとみられます。
ゴーン元会長の家族の弁護士の広報担当は、NHKの取材に対し、「家族とピーター容疑者らが接触していたかどうかについては、コメントはできません」としています。
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