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日産自動車の元会長、カルロス・ゴーン容疑者のレバノンへの逃亡を手助けした疑いで2日逮捕されたアメリカ人側には、ゴーン元会長側から多額の資金が提供され、逃亡前のおととし10月には、元会長のパリの銀行口座から合わせておよそ9100万円が送金されていたことがアメリカの裁判所に提出された銀行の取引記録などで分かりました。東京地検特捜部は、逃亡に至る詳しい経緯について全容解明を進める方針です。

アメリカ軍の特殊部隊「グリーンベレー」の元隊員マイケル・テイラー容疑者(60)と息子のピーター・テイラー容疑者(28)はおととし12月、日産のゴーン元会長のレバノンへの逃亡を手助けしたとして2日、犯人隠避の疑いで東京地検特捜部に逮捕され、2人の身柄はアメリカから日本に移送されました。

アメリカの裁判所に提出された銀行の取引記録などによりますと息子のピーター容疑者側には逃亡の前後にゴーン元会長側から多額の資金が提供され、このうち逃亡の2か月前のおととし10月には、元会長のパリの銀行口座からピーター容疑者が経営する会社に2回に分けて54万ドルと32万ドル、合わせておよそ9100万円が送金されていたことが分かりました。

また、ピーター容疑者には、逃亡後の去年1月から5月までの間にも元会長の息子のアンソニー氏からいわゆる仮想通貨=「暗号資産」で5300万円相当が送られていて、提供された資金の総額は合わせておよそ1億4400万円相当に上るということです。

特捜部は2人を本格的に取り調べ、ゴーン元会長の逃亡に至る詳しい経緯について全容解明を進める方針です。

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