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「インタビューの放送直後のアンケートでは、若者の多くは王子夫妻に同情的でした。もっとも、高齢者の多くは『ちょっと王室にいただけの嫁が、王室を引っかき回すなど無礼だ』といった声が半数以上を占めました。そして、英国で彼女の発言の検証が始まると、徐々に世論は冷静になり、彼女の発言を客観的に見るようになったようです」

 そこで注目されたのが、他ならぬメーガン妃のファミリーだった。

「メーガン妃には父と母、母親の異なる姉と兄がいます。特に姉サマンサさんは、妹であるメーガン妃を『浅はかな成り上がり者』とし、『彼女は間違いなく、自己愛性パーソナリティ障害』、『彼女を王室に入れると後悔することになる』とまで発言。兄トーマス・ジュニア氏はヘンリー王子に『メーガンは、あなたが思っているような女ではない』という手紙まで出したと報じられていました。ロイヤルファミリーとなった妹に嫉妬して、そんなことを言い出したと思われていたのですが、今にして思えば当たっていると思うことが多いのです

「そもそも人種差別発言も、ヘンリー王子は『妊娠前に聞いた』と言っています。ヘンリー王子から聞いたはずのメーガン妃は『妊娠中だった』と言って、証言が一致しません。彼女は『王室に入るとパスポートも取り上げられどこにも行けなくなった』と言いますが、海外で遊び回っていたことは周知の事実です。そんなことが17項目にわたって検証され、明らかになったのです。すると、それまで嫉妬による発言と思われていた彼女の身内たちの言葉が、やけに的を射た発言だったと思われるようになってきました。もちろん、検証があってこそなのですが……」

 もっとも、上昇志向の強いメーガン妃、王室に残っていればいいものを、なぜこんな泥仕合を始めてしまったのだろう。

「彼女も本当は、王室を離れるつもりはなかったのだと思います。しかし、王室の格式の高さにやっていくことができなくなった。自身の今後のキャリアを考えると、追い出されたように思われることだけは避けなければなりません。自分を悲劇のヒロインにしたかったのだと思います」

 メーガン妃も、結局はマークル家の人々と同じ類いということになるのかもしれない。

「そういうことでしょう。ただ、彼女を呼び込んだのはヘンリー王子です。彼は子供の頃から、ヤンチャどころではありませんでした。10代の初めから煙草や酒にはまり、14歳でアルコール依存症マリファナ吸引騒動もありましたし、軍隊に入ってからはパキスタン人の兵士に向かって差別発言をしたことが大問題となりました。王室に相応しい人と言えたかどうか。現在、英国では、王子の人気も落ち始めているそうです」

#英王室

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