大麻取締法に「使用罪」創設へ 法改正の準備進める方針 厚労省 #nhk_news https://t.co/rsOCn8Vq3f
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年5月14日
警察庁によりますと、去年1年間に、大麻を所持したなどとして検挙された人は、全国で合わせて5034人と、4年連続で過去最多を更新し、20代以下が7割近くを占めています。
厚生労働省は14日、有識者会議を開き、すでに大麻取締法で禁止している所持や栽培などに加え、使用そのものを規制する「使用罪」を創設して罰則を設ける方針を示しました。
委員からは「薬物を使用した人や家族が相談できない状況がさらに強まり、犯罪者とされる人の数だけが増えてしまう懸念がある」などと、使用罪の創設に反対する意見が聞かれた一方、「使用を禁止しない合理的な理由がない」などと支持する意見が多く聞かれました。
これを受け、厚生労働省は来月、有識者会議で報告書を取りまとめ、使用罪の創設に向けて法改正の準備を進める方針です。
また、現在、規制の対象になっている、大麻草を原料にした医薬品については、国内での使用や製造・販売などを認める方針を明らかにしました。
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