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文壇や文芸雑誌の界隈で、「売れた、売れた〜」と大騒ぎすることが、文学や小説の中心的話題となるようになったのも、その頃からである。村上春樹の登場は、その流れを決定的にした。村上春樹が「ノーベル賞候補」になったと、大騒ぎするのが、文芸雑誌編集者たちの毎年の恒例になったのも、その一例だろう。極端な場合は、村上春樹の新作は、出版される前に、大ベストセラー騒動がおこり、大ベストセラーへ爆進という珍喜劇までが起こる。噂では、村上春樹批判は、文壇や文芸雑誌の世界ではダブーとなり、村上春樹批判をする文芸評論家たちは、文壇や文芸雑誌から煙たがられ、排除され、追放されていった。私と同世代か、その前後の世代の文芸評論家達の多くは、村上春樹とその小説には批判的だった。そして当然のように 、彼らは、表舞台(文芸雑誌 )から消えていった。彼らに代わって、文芸雑誌に登場してきたのが 、東大教授や准教授を筆頭に、毒にも薬にもならない無能な大学教員やその予備軍であった。たとえば、内田樹加藤典洋野崎歓、沼野一男、野谷文昭〜。彼らは、文芸雑誌の編集者たちの「意向」を忖度して、恥も外聞もなく、「村上春樹絶賛」を繰り返した。

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