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今回の題名は「三足蟾蜍」。蟾蜍(せんじょ)とは、ヒキガエルのこと。眞子さまは、江戸時代後期の医師、本草学者である栗本丹州(くりもとたんしゅう)が著した『千蟲譜』という書物から、三本足のヒキガエルの標本が描かれたページを掲載したうえで解説をなさっている。

《このページに描かれている「三足蟾蜍」は、三本足のヒキガエルの標本である。この三本足の蛙は、宝暦(1751-1764)のときに下野州都賀郡田所村(現在の栃木県)で採集され、薬水で満たした硝子壜におさめられ保存された》

《液浸標本は今となっては良く知られた保存形態であるものの、江戸時代当時は西洋から伝わった最先端の知識であった》

では、今回のコラムにはどんなメッセージが隠されているのか。カエルといえば、日本では「福がカエル」「無事にカエル」などの語呂合わせから、縁起のよい生き物とされている。小室さんがニューヨークから無事に帰ってこられるように、との願いを込められたのだろうか。

だが、皇室担当記者は別のメッセージが込められているのではないかと語る。

「実は、“三本足のカエル”は金運を呼ぶシンボルにもなっています。中国の言い伝えで、幸運を招く力と財を四方八方から集めて財運をよくする力があるといわれており、金色の『三足蟾蜍』が商売繁盛の置物として販売されているほどです。小室さんは、金銭トラブルの“解決金”という負担だけでなく、アメリカ留学中の生活費も日本の弁護士事務所からの貸与といわれています。金銭トラブルが円満に解決し、新婚生活の金銭的な不安がなくなるように、との願いをこのコラムに込められたのかもしれません」

「ご結婚には、この金銭トラブルの解決が最低条件です。しかしながら、ネット上では“破談”こそが正しい選択だという意見も多く、仮に問題が解決したとしても、すぐに国民から祝福されるとは言い難いのも事実です。その一方で、眞子さまご本人と小室さんは、結婚の意志が固く、簡単に破談ということになりにくい状況と言えます」(以下同)

「小室文書」発表の翌9日、秋篠宮家の最側近である皇嗣職大夫は、その内容について「眞子さまのご意向が大きかった」と明かしている。

「いわば眞子さまが小室家のブレーン的な存在となっていると言われています。また、『週刊文春WOMAN』に掲載された佳代さんの告白記事の内容についても、“眞子さま主導”だったのではないかとも囁かれています。騒動が起きてからも、眞子さまと小室家のつながりは継続していて、ともにご結婚に向かい動いていられるということでしょう。眞子さまにも小室家にも“破談”という意志はなく、いかにしてこの苦境を乗り越えていくかということを考えていられるのだと思います」

 5月に、米フォーダム大学ロースクールを卒業した小室さんは、7月下旬にニューヨーク州の司法試験を受ける。その後は、ニューヨークで就職する可能性が高いとも報じられている。

「小室さんの“キャリア”を考えるならば、もちろんこのまま眞子さまと結婚するというのがベストな道であることは言うまでもありません。すでに就職先も決まっていると言われていますが、その就職先もまた“プリンセスの夫”としての小室さんに期待しているはず。日本国民の声とは別に、小室さんの周りでは眞子さまとの結婚を待望する声が多いというわけです。また、小室さんとしては、ずっとニューヨークにいるので、日本国内の空気感というものを実感していない可能性もあるでしょう。それがまた、問題解決を先送りにしている要因になっていると言えるかもしれません」

 眞子さまと小室さんの願いとは裏腹に、国内でのバッシングは高まるばかり。この状況に宮内庁も穏やかではないだろう。

宮内庁も、まさかここまで話がこじれるとは思ってもいなかったでしょうし、かといって眞子さまご本人に何かを働きかけることなどできませんし、すでに八方塞がりのような状態です。いまはとにかく、これ以上の大きなスキャンダルに発展しないことばかりを願っているでしょうね。

 そして、“破談”という選択も、宮内庁としてはできれば避けたいシナリオだと言えます。国民から祝福されない結婚に進むのも難しいことですが、破談となれば眞子さまが“だまされた”というイメージが定着しかねない。それは皇室にとって、大きな汚点になってしまいます。なんとか打開策を見つけ出し、すべてを丸く収めて、ご結婚することこそが、最良のシナリオであると考えているはずです。そして、その打開策が見つからない状態が続いているのが、現状なのです」(皇室記者)

天皇陛下東京オリンピックパラリンピックの名誉総裁に就任していて、東京オリンピックの開会式で開会を宣言されることになっています。

宮内庁は、7月23日の夜、東京の国立競技場で行われる開会式について、天皇陛下がお一人で出席され、皇后さまは欠席されることを20日、正式に発表しました。

開会式が無観客となり、式典に臨む大会関係者らの配偶者の出席が見合わせられたことを踏まえての対応だということです。

天皇陛下は、このほか、開会式の前日に皇居・宮殿で、バッハ会長などIOC国際オリンピック委員会の関係者とあいさつを交わすほか開会式当日には、各国の首脳らからあいさつを受けられるということです。

また、過去に国内で開かれたオリンピックでは、天皇や皇族が会場に出向いて競技を観戦してきましたが、今回は、多くの競技が無観客で行われることから皇室による観戦もすべて見送られることになりました。

五輪憲章では開催国の元首が読み上げる宣言は細かく定められており、英語の原文にはcelebratingとあります。JOCによる訳は『祝い』ですが、今回の原案はそこが『記念する』となりました。celebratingの翻訳の範囲内ギリギリの変更です。現状の原案では『ここに、第32回近代オリンピアードを記念する、東京大会の開会を宣言します』となっています」

 宮内庁20日昭和天皇の生涯を記録した「昭和天皇実録」の原本に当たる正本に、人名や肩書などの誤りが新たに約2千カ所見つかり、誤りは計約7250カ所になったと発表した。東京書籍が出版している公刊本には157カ所の誤りがあり、21日から同社ホームページで正しい情報が公開されるという。

 今後、出荷される公刊本には正誤表が添付される方針。

 昭和天皇実録は、宮内庁書陵部編修課が1990年に編さん作業を始め、2014年に完成。19年3月には、正本に約5千カ所の誤りがあったことが明らかになっていた。

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