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大手銀行では、銀行どうしの共通のシステムを使った送金手数料が1日から引き下げられるのに伴い、ほかの銀行へお金を振り込む際に利用者が支払う振込手数料を相次いで値下げします。

このうち三菱UFJ銀行は、ATMやネットバンキングそれに店舗の窓口などいずれの方法でも、振込金額が3万円未満で66円、3万円以上で110円、値下げします。

みずほ銀行は3万円未満で最大70円、3万円以上で最大120円、値下げします。

一方、三井住友銀行は11月1日から、3万円未満で55円、3万円以上で110円、値下げしますが、ネットバンキングについては来年1月までの間、値下げ分に相当する金額を後日、口座に返金するとしています。

りそな銀行は、11月からネットバンキングで振込金額にかかわらず一律55円値下げします。

このほか、ゆうちょ銀行が来月からネットバンキングの場合に最大275円値下げするほか、地方銀行でも今月以降、値下げが相次ぎます。

他行宛ての送金をめぐっては、大手銀行などが共同で来年度からスマートフォンのアプリをつかって、1回10万円程度を上限に現在より安い手数料で送金できるサービスを開始する予定で、今後、各銀行の間でさらに手数料の見直しが進むかが注目されます。

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