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テレビ朝日によりますと、亀山慶二社長(63)は、担当していたスポーツイベントへの出席や営業活動のため、会社の経費で国内各地に出張していましたが、その出張の一部は業務との関連がないにもかかわらずあるかのように装い、その際行った、会食やゴルフなどの費用も含め経費として精算していたことが確認されたということです。

このほかにも、社長として不適切で業務の遂行に支障を来すおそれのある行為が確認されたということです。

亀山社長は「職責を全うできず、大変なご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます」と話しているということです。

またテレビ朝日は「視聴者や広告主など関係各位の信頼に反することとなり、心よりお詫び申し上げます」としています。

去年12月に放送したBS1スペシャル「河※瀬直美が見つめた東京五輪」では、都内で男性を取材している場面で「五輪反対デモに参加しているという男性」「実はお金をもらって動員されていると打ち明けた」という字幕をつけて放送しました。

これについてNHKは1月、不確かな内容だったとしてBS1でおわびの放送をし、調査チームを設けて関係者へのヒアリングなどを進めてきました。

その結果、男性はヒアリングに対しNHKのディレクターに五輪反対のデモに行ってみたいという内容の話をしたと証言しましたが、実際に参加したという確証は得られなかったため、調査チームは字幕の内容は誤りだったと判断しました。

また、ディレクターは、情報があいまいだったのに裏付け取材を行わず、上司の確認も不十分で、チェックのためのルールも守られていませんでした。

NHKは取材・制作の基本的な指針を定めた「NHK放送ガイドライン」を逸脱していたとして、いずれも大阪拠点放送局に所属する30代のディレクターと40代のチーフ・プロデューサーを停職1か月、2人の上司で50代の専任部長を出勤停止14日の懲戒処分にすることを決めました。

このほか、大阪拠点放送局の局長代行ら幹部3人をけん責の懲戒処分としました。

また、大阪拠点放送局長の角英夫専務理事が役員報酬の10%を2か月自主返納することになりました。

今回の問題を受けてNHKは再発防止策として▽取材、制作時に事実の確認が十分に行われているかチェックするルールを徹底するとともに▽番組制作にかかわるすべての部局にリスクマネジメントを含めた品質管理を担う責任者を配置し、▽全国の放送現場で勉強会を実施することにしています。

NHKは「関係者や視聴者のみなさまにおわびいたします。チェック体制の強化や研修の徹底など再発防止に取り組み、信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。

※「瀬」の右は「刀」の下に「貝」

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