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英自然科学者チャールズ・ダーウィンが種の進化を表す「生命の樹」のアイデアなどを書きとめたノート2冊が、約20年前に行方不明になった所蔵先の英ケンブリッジ大学に返却された。

大学によると、ノートは3月9日、大学図書館内の床に置かれていたギフトバッグの中から良好な状態で見つかった。バッグには図書館員宛てに「ハッピー・イースター✕」と書かれたメッセージもあったという。

ダーウィンは1837年に世界一周旅行をした後に、生命の樹のアイデアをスケッチ。20年余り後に出版された著書「種の起源」でより完全な形で発表した。

このノートは、種が進化する可能性を初めて理論化したものとされ、2000年に撮影のために書庫から出された後、2001年1月に行方が分からなくなっていた。

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