たしかにこの2冊は結構つながっていて。今度の本で社会契約っぽい比喩を使おうと思ったかというと、民権新書の焦点だった「私立国会論」というのが念頭にあるからなのですね。 https://t.co/6LzNucVTm2
— yusaku_matsu (@yusaku_matsu) May 12, 2022
ただ結局自分の案件・執筆との合理的関連性のある書籍を買ったほうが長い意味ではサステナブルなんだよなぁと。単に分野で全部買いしていくと、結局あんまり見なかったりする。
— anonymity (@babel0101) May 12, 2022
大塩平八郎にしてもそうであります。彼があの幕末のまさに崩潰せんとする政治、その社会的現実の矛盾・頽廃に日夜苦悩しておったればこそ、これを読んで痛いほどこたえたのです。
学問というものは常にその時代と自己というものに切実に徹してやらなければ、それこそ空論というか、単なる知識・雑識・ディレッタンティズムになってしまいます。
『呻吟語』を読んでおってふっと気がつくと、いつの間にか太平洋を渡って海の向こうのエドワード・ホールだのロイス・マンフォードだのというような人達のところへ行っておる。それを嫌がっておったのでは本当の学問にはならない。『呻吟語』を読んでも単なる漢学に終わってしまう。だがよほど注意して内面的必然から辿っていくのでなければ、折角の学問も雑学になる。
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