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フランスでは、猛暑に加え、7月からほとんど雨が降っておらず、乾燥した状態が続いていて、南部を中心に山火事が相次いで発生しています。

このうち、ワインの名産地としても知られる南西部ボルドーの近郊では、今月9日ごろに、山火事が発生すると、火は一気に燃え広がりました。

地元の消防によりますと、これまでに東京ドームのおよそ1600個分にあたる7400ヘクタールが焼け、周辺に住むおよそ1万人が避難したということです。

事態を受けて、ヨーロッパの周辺の国からも消防隊が駆けつけていて、12日、NHKが地元の消防の案内で現地に入ると、ドイツやルーマニアからの消防隊が次々と到着し、消火活動が続けられていました。

ボルドーでは、ワイン用のぶどうが来月にも収穫を迎えますが、火の手は、一部の畑の近くにも迫っていることから、生産者の間にも不安が広がっています。

地元ジロンド県の消防の広報責任者は「ここまでの高温や乾燥は過去に経験がありません。人や資源を大量に導入しても、消火活動は長期化するでしょう」と話していました。

記録的な熱波に見舞われている欧州で、物流の大動脈であるライン川の水位が一段と低下し、一部の船舶が航行できなくなったことが12日、海運業者などの話で分かった。

ドイツを流れるライン川の物流は完全にストップしていないものの、水位の低下で通常の4分の1しか貨物を積載できないため、荷主は4倍の輸送量を支払う必要に迫られているという。

エコノミストは、ライン川の物流の阻害で今年のドイツの経済成長率が半減する可能性があると試算している。

コブレンツに近いカウプにあるチェックポイントで、12日のライン川の水位は42センチと、前日から約5センチ低下。8日時点では51センチだった。貨物を完全に積載した船舶がカウプ付近を航行するには約1.5メートルの水位が必要とされる。

海運関係者は、船舶の航行がストップする具体的な水位の目標はないとしているが、現在すでに大型船がカウプ付近を航行できなくなっているという。

ドイツのハベック経済相は12日、現在計画中のエネルギー節約に向けた法律で暖房時の室内温度を最高19度に制限する方針を示した。

病院などを除く公共の建物が対象。南ドイツ新聞が発言を伝えた。

職場でもさらに節約が必要になるため、関連省庁と協議中という。

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