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アメリカ商務省が22日に発表した11月のPCE=個人消費支出の物価指数は、前の年の同じ月と比べて2.6%の上昇となり、上昇率は前の月の10月を0.3ポイント下回りました。

これは2021年2月以来2年9か月ぶりの低い水準です。

また中央銀行にあたるFRB連邦準備制度理事会が重視する、価格変動の大きいエネルギーと食品を除いた指数は3.2%の上昇で、10月の3.4%から伸び率が縮小しました。

アメリカでは、このところインフレが落ち着く傾向を示す経済指標が相次いで発表されていて今回のPCEでもインフレの鈍化傾向が鮮明になった形です。

FRBは来年、利下げに転じるという見方が広がっていますが、イエメンの反政府勢力フーシ派が紅海を航行する船舶への攻撃を繰り返していることから、世界的な物流の混乱や物価上昇を懸念する声も出ていて、来年以降もインフレの鈍化傾向が続くかどうかが焦点となります。

#経済統計(アメリカ・ 個人消費支出物価指数・11月・2.6%上昇・2年9か月ぶり低水準)

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#経済統計(アメリカ・ 個人消費支出物価指数・10月・前年同月比3.0%上昇・NHK「改めてインフレ低下傾向確認」)