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イギリスではエリザベス女王が8日に96歳で死去したことを受け、長男のチャールズ皇太子が国王に即位しました。

北部スコットランドのバルモラル城で女王の最期をみとったチャールズ新国王は9日、ロンドンのバッキンガム宮殿に戻りました。

そして宮殿の門の前で車を降りると、女王を追悼するために集まった大勢の市民と握手やことばを交わしたほか、女性から手やほおに口づけをされる場面もありました。

このあとチャールズ国王が宮殿内で録画したスピーチがテレビで放送され、この中で国王は「女王、そして私の最愛の母は、生涯を通じて私を鼓舞し、私と家族全員にとっての模範だった」と振り返りました。

そして国民に向け「あなたがどこに住んでいても、背景や信念が何であれ、忠誠心や敬意、そして愛をもって仕えるよう努める」と述べ、女王を手本に、国に尽くすことを誓いました。

最後にチャールズ国王は「愛するママへ。家族と国家への、あなたの愛と献身に感謝する」と述べて母親の生涯をねぎらいました。

またこの日、ロンドンのセントポール大聖堂ではおよそ2000人の市民が参列して女王の追悼式典が行われ、この中でこれまで「ゴッド・セーブ・ザ・クイーン」と歌われていた国歌が、君主が国王に代わったことを受け「ゴッド・セーブ・ザ・キングと歌われました。

エリザベス女王国葬までの日程は発表されていませんが、公共放送BBCによりますと、女王のひつぎはスコットランドエディンバラにある大聖堂などに安置され、一般の人の弔問を受け付けます。

そして国葬は、69年前に女王の戴冠式が行われたウェストミンスター寺院で、今月20日ごろに行われる見通しだということです。

英国のチャールズ新国王は9日、即位後の初の演説を行い、母のエリザベス女王の「揺るぎない献身」に倣い、国民に「生涯を通じ奉仕する」と誓った。

エリザベス女王を失ったことについては「計り知れない」悲しみを感じていると述べた。

チャールズ国王は、長男のウィリアム王子にプリンス・オブ・ウェールズ(皇太子)」の称号、妻のキャサリン妃にはダイアナ元妃の生前の称号である「プリンセス・オブ・ウェールズの称号を授けた。

チャールズ国王の妻カミラ夫人はクイーン・コンソート(王妃)となる。

また、王室からの事実上「離脱」した次男ヘンリー王子とメーガン妃に対しても「海外で生活を続ける2人に私の愛を伝えたい」と述べた。

エリザベス女王の死去を受け、イギリスでは10日、「王位継承評議会」が開かれ、チャールズ国王への王位継承が宣言されました。

「チャールズ3世」として即位したチャールズ国王は女王を手本に、国に尽くすことを誓いました。

イギリスの「王位継承評議会」は10日、首都ロンドンのセントジェームズ宮殿で行われました。

この中で、トラス首相や新たに皇太子となったウィリアム王子などの前でエリザベス女王の死去が報告され、長男のチャールズ国王への王位継承が宣言されました。

続いてチャールズ国王が「私に引き継がれた主権の義務と重責を深く認識し、感動的な模範にならうよう努める」と述べ、エリザベス女王を手本に国に尽くすことを誓ったあと、宣誓書に署名しました。

このあと宮殿のバルコニーに王室の儀式などをつかさどる紋章官が出て、集まった市民に向け国王「チャールズ3世」の即位を発表しました。

そして軍の音楽隊が国歌を演奏し、これまで「ゴッド・セーブ・ザ・クイーン」と歌われていた歌詞が、君主が国王に代わったことを受け「ゴッド・セーブ・ザ・キングと歌われました。

このあとイギリス各地で軍の砲兵部隊などが空砲を撃ち、新しい国王の即位を広く知らせることになっています。

ロシア大統領府は10日、プーチン大統領が、即位したイギリスのチャールズ国王に祝電を送ったと発表しました。

祝電では「即位、誠におめでとうございます。成功と健康を祈念しています」としています。

プーチン大統領は、エリザベス女王が死去したあとの8日も、哀悼のメッセージを送っています。

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